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「メディア定点調査2016」から考えること

2017年4月2日

メディア定点調査とは?

メディア定点調査とは、株式会社博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所さんが行っている、生活者のメディア接触に関する現状調査です。

2006年から行われており、現在でもホームページから調査報告を閲覧することができます。

メディア定点調査ページ(外部サイトが開きます)

目次

デジタルメディアにふれる機会が増加している

ここ10年の比較を見ると男女問わずすべての年代の男女でデジタルのメディアにふれる機会が増加しています。

メディア定点調査2016(博報堂DYメディアパートナーズメディア環境研究所より引用)

メディアにふれる時間も10年間で一番低かった2008年と最新の2016年を比較すると74.5分も増えています。

2016年のメディアにふれる時間はなんと393.8分(6時間33.8分)と驚きの数字になっています。

平均的な大人の活動時間が18時間だと言われていますから、そのうちの3分の1以上はメディアにふれていることになります。

このメディアにふれる時間が増え続けている要因の1つとしてスマートフォンの普及が上げられます。

もはや生活の一部として手放すことができない存在のスマートフォンを利用して、通勤・通学などの移動時間や、休憩などの隙間時間でも手軽にメディアにふれることができるようになったのです。

大人の活動時間(18時間)から仕事の時間を除いたほとんどの時間が、メディアにふれる時間になる日も間近に迫っているのかもしれません。

みんなスマートフォンで何をしているのか?

スマートフォンはニュース、動画、音楽、SNS、ゲームなど、たくさんのことに使われています。生活に欠かせないものとなりつつあるスマートフォンは実際にはどのように疲れているのでしょうか?

年代ごとのスマートフォンの利用機能

では実際にみんながスマートフォンで利用している機能を年代ごとに見てみましょう。

東京都・男性の場合

東京都・女性の場合メディア定点調査2016(博報堂DYメディアパートナーズメディア環境研究所より引用)

やはり上位は想像がつく通り、検索、メール、カメラが多く、SNS、ニュース、動画がそれに続きます。

SNSの利用状況

ここではSNSの利用状況に目を向けてみましょう。

地域ごとのSNS利用状況は下図のようになっています。

地域ごとのSNS利用状況

どの地域でもLINEが群を抜いて高いことがわかります。ついでFacebook、Twitter、Instagramとなっています。

このメディア定点調査では年代ごとのSNS利用状況は公表されていませんが、若年層はこの利用率よりもかなり高い数値になっていることが予想されます。

LINEとFacebookでは使われ方がかなり異なる

利用率が格段に高かったLINEと他のSNSでは使われ方に違いがあります。

各SNSの利用目的は下図のようになっています。

SNS利用の目的

このことからLINEはコミュニケーションに特化したSNSと考えることができます。

対してFacebook・Twitter・Instagramは、コミュニケーションに加えて情報収集のツールとしても利用されている傾向があります。

重要な2つのツールとコンテンツ

SNSやメールなどのコミュニケーションツール。何かを見たい、知りたいという場合に使われる検索や、ニュースなどの情報収集ツール。この2つのツールは社会の中で、今後もますます重要になっていくでしょう。

そして、情報を補完するための動画や写真も重要になってきます。文章だけでは伝わりにくい内容でも写真や動画を見ればすんなり理解できることも多いのです。おもしろ動画などはその典型でしょう。

情報を発信する側はこのことをよく理解して、より良いコンテンツを提供していくことが求められているのです。

情報発信はWEBサイト、Facebook(SNS)、ペーパー?

情報を発信する手段は、WEBサイト(ホームページ)やブログを利用する、FacebookなどのSNSを利用する、紙(ペーパー)の印刷物を使うなど、まだまだたくさんあります。

どの方法にもメリットがあり、またデメリットも当然あります。

どれか1つだけ利用すれば十分だ、ということはもはや考えられません。思いつく方法は全部やるくらいでちょうどいいくらいかもしれません。

例えばフリーペーパーを作っているなら、Facebookページを作り、同じ内容を宣伝してみましょう。可能であればWEBサイト(ホームページ)も作成してインターネットを介して多くの人に見てもらえるようにしましょう。

※Facebookページを作成される方は【Facebookページの作り方】をご覧ください。

情報を発信するにはたくさんの方法を併用してみる

1つよりも2つ、2つよりも3つと様々な方法を活用することで、情報はより多くの人に届きます。

しかし、それに伴い手間はどんどん増えていきます。

FacebookページとWEBサイトを連動させる方法はたくさんありますが、必ずと言っていいほどWEBサイトを作る知識が必要になってきます。

ですが、知識がなくてもWEBサイトを作る方法があります。

Book Jacket』を使うとあなたのFacebookページを登録するだけでWEBサイトが出来上がります。しかもFacebookページを更新するだけでWEBサイトも更新されます。

無料でも使えるので、とりあえずWEBサイトを持ってみたい方にオススメです。

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